海外の英語学習と日本の英語学習の違い

海外の英語学習と日本の英語学習の違い

日本の英語学習の落とし穴について調べた時、ふとある疑問が過りました。

「海外の英語学習はどんな感じなのだろうか?」と。

日本とは環境が違うので、英語が身近だというケースもあると思います。

けれどそれだけで英語力が高まるとは考えにくいです。

なので今回は視野を広げて、海外の英語学習についても調べてみました。

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海外の英語学習はどんなもの?

英語圏ではない外国ではどのように英語を学んでいるのか?

調べてみると、このようなことがわかりました。

アジアでの英語学習

アジアと言っても今回は韓国や中国での英語学習の話になります。

韓国では1997年から、小学校3年生からの英語教育が義務化されました。

日本よりもかなり早い内から英語を学んでいるようです。

しかも学習内容も日本とは違い、コミュニケーションを重視している学習方法になっています。

どう違うのかと言うと、韓国ではディベートやプレゼンテーションがメインで、実践的な学習方法を取り入れています。

その他にも、授業以外でも英語を必要とする工夫を作り出しているようで、小さい頃から英語を話す環境を作っているようです。

自然と英語に触れ合える環境を作っているのは大きな特徴と言えそうです。

中国でも小学校3年生から英語教育が始まるのが一般的だと言います。

けれど北京や上海などの都市部では小学校入学から英語学習が始まるところもあるようです。

中国は貧富の差や学習の差が激しいので、地域によって異なるのかもしれません。

中国の英語学習も、話すなどの実用的な英語学習が重要視されているようです。

学習時間もかなり多く、週に4回以上英語の授業があることがわかりました。

日本では小学校高学年で週2回の英語学習が実施されていますが、この差は大きいですね。

ヨーロッパでの英語学習

ヨーロッパではイギリスなど英語圏の国があるので、今回はオランダとフィンランドのお話になります。

オランダではなんと4歳頃から義務教育が始まり、同時に英語教育が始まります。

面白いことに、オランダの英語教育には学習指導要領がないそうです。

学習指導要領がないので、指導方法や教材は学校次第で変わるという特徴があります。

このような特徴から、各学校で様々な学習内容を工夫し、生徒の興味を引くような学習をしているそうです。

楽しみながら勉強出来る工夫をしていることから、英語好きの児童が多いと言われています。

そのお陰で、15歳以上のオランダ人の94%はバイリンガル、77%トリリンガルという結果が出ています。

フィンランドの英語教育は、小学校3年生から始まります。

この国の英語学習の特徴は、テスト中心ではないということです。

なぜかと言うと、フィンランドには入学試験が存在しないからです。

フィンランドでは「学習は自分の為にするもの」という精神が根付いており、他社と比較する要素ではないのです。

なので間違いを恐れることがなく、積極的に勉強する子供育つと言います。

そんなフィンランドですが、英語教師になるにはかなりハードルが高いようです。

TOEICなら945~満点の990点相当の実力がないと、英語教師になることが出来ません。

これだけ英語力が高い人材が教師として教えているので、生徒も質の高い英語教育を受けることが出来ているようです。

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